- ベース台を載せる場所は、左右とも端から2列目もしくは3列目です。
2列目・3列目のセラミックボタンの下にはセラミックチューブが入っています。チューブがベース台とワークの重量を支え、セラミックヒーター埋設ボードの損傷を防ぐ様になっています。温度を上げ使い込んでいくに従って、セラミックヒーター埋設ボードの表面は柔らかくなる性質を持っています。
- 炉内部で作業をする際は、ヒータースイッチ(CS1, CS2)を<OFF>にしてから作業を開始してください。
キープタイマー(T1)がタイムアップし制御盤の上の緑のパトライト(PTL/G)が回転しているとき、ヒーターは<OFF>状態です。
電流計の振れや温度の高低に関わらず、本電気炉はSCR制御をしていますので片線には常に電圧がかかっています。炉内に物が落ちたりした場合は、炉の温度を下げて、ヒータースイッチ(CS1, CS2)およびメインスイッチ(NFB1)を<OFF>にした状態で作業を行ってください。
- 手袋・長袖シャツ・保護眼鏡を着用し、火傷には十分ご注意ください。
- セラミック・金属加熱処理以外の目的で使用しないでください。
本電気炉はセラミック・金属加熱処理炉ですので、他の物を加熱したり、炉内に入れたりしないでください。