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警報機能


  • 過昇温警報
 
過昇温警報(TEMP. ALARM, TIA)は最高 1100℃、通常 900℃に設定してください。
(プログラムコントローラー(H1 PROGRAM CONTROLLER: PGC)の設定値が 850℃のとき)

  1.  過昇温警報が発生すると過昇温警報ランプ(L2/R)が点灯してブザー(BZ)が鳴ります。
  2.  警報停止ボタン(ALARM STOP, PB1/R)を押して、ブザー(BZ)を止めてください。
  3.  速やかにヒータースイッチ(H1 HEATER OFF-ON: CS1, H2 HEATER OFF-ON: CS2)
<OFF>にしてヒーターを切り、警報の原因を調べてください。
  4.  炉内の温度が下がったら、警報リセットボタン(ALARM RESET: PB2/Y)を押してを警報をリセットしてください。

プログラムコントローラー(PGC)や温度調節計(H2 TEMP. CONTROLLER: TIC)の温度設定が適正でも、PID設定が適正でない場合は過昇温になることがあります。

1. 過電流警報が発生すると過電流警報ランプ(L3/R, L4/R)が点灯してブザー(BZ)が鳴ります。

2. 警報停止ボタン(PB1/R)を押して、ブザー(BZ)を止めてください。

3. 速やかにヒータースイッチ(CS1, CS2)を<OFF>にしてヒーターを切り、警報の原因を調べてください。

4. 原因が解決されたら、警報リセットボタン(PB2/Y)を押してを警報をリセットしてください。

 

ヒーター断線時または瞬間的にでも定格よりも大きな電流が流れた場合に警報が発生します。
溶断検知ヒューズ (TF)を調べて小さな窓が白くなっていれば保護ヒューズ(HF)が溶断しています。メインスイッチ(NFB1)を<OFF>にしてから取り替え作業を行ってください。(各2個ずつ予備を添付しています。)
保護ヒューズ (HF)・溶断検知ヒューズ (TF)を取り替えてもヒーターに電流が流れなかったり、ヒューズがすぐに切れたりする場合は、原因としてヒーター断線やサイリスタ(SCR1, SCR2)の故障が考えられます。
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